新聞等で大卒新入社員が入社3年以内に離職する率が30%を超えること、非正規社員数が雇用者全体の38%であることなどと報道されています。
昔と比べて雇用環境が大きく変化しています。
今のような「良く考えない・言われるままに煽られた・焦らされた」就職活動をしていると、これらの数字が増えることがあっつても、減ることはないのではないかと思います。
私は、採用業務に延べ20年近く従事してきました。採用業務を通じて感じたのは、今の学生の「就職活動の方法は間違っている」ということです。間違った就職活動方法の結果、学生と企業相互の思い違いによる早期退職者増、低い経験・未熟な技術などでの非正規社員増になっています。
私は、このような学生にとっても企業にとっても不幸なこと(雇用ミスマッチ)を減らす方法を考えて、この度、ホームページを作成しました。カテゴリーごとにご覧ください。
正しい就職活動のフロー(一連の流れ)
1.就職活動とこれから
私は、学生に自信と誇りを持って就職活動をして、身の丈に合った会社に入社し、安心して持てる力を出して働いてほしい、又、力が無い学生は努力して力をつけて、働いてほしい。そして、入社後は現状に安住するのではなく、将来のために「目標」を見つけ、「計画」をたて、「実行」して「成長」してもらいたい。入社して良かったと実感してもらいたいと思っています。
私達の生活や企業活動はIT情報技術(インターネットなど)により、便利になり、かつ、安全で安心できる、更に拡張性のあるシステム社会に向かっています。
反面、このIT情報技術と企業を取り巻く経営環境の変化に乗り遅れた、対応が遅い企業や組織は、新製品開発力に遅れをとり、消費者ニーズへの適切な対応ができず、取引停止などの状況に追い込まれ、倒産、解散又は吸収され、社員は失業の危機に陥ります。
今後、今以上に生産現場にロボット技術が、事務・サービス業務にコンピュータIT情報技術が導入され、場合によっては人の仕事を奪うということにつながり、又はこの動きが加速していくかもしれません。
その対策をしておかないと失業するリスクがあります。
そのためにも就職活動に本気で取り組む必要があります。
2.就職活動に対する錯覚と誤解
よく考えず、準備もせず、言われるまま、煽られるまま、いきなりエントリーシートを送るとか、合同会社説明会に参加するなど、自分が卒業後、一体何をしてご飯を食べていくのかを本気で考えず、今日は何社にエントリーしたとか、何社のブースを回ったとかで、あたかも就職活動をしたと錯覚するのです。その結果、「とりあえず内定」をもらい、誤解のまま入社し、その後、仕事が合わない、仕事が出来ない等の理由で退職し、再就職活動をすることになります。学生時代の就職活動(お金と時間)が活かされていない、学生にも企業にとっても「もったいない話」です。
3.就職活動の失敗を回避する方法(PDCA方法)
初めての就職活動でどのようにすればいいのか不安だらけのことだと思います。まずは冷静に各カテゴリーに従って、良く考え、計画し、実行すれば、希望の仕事を見つけられ、安心して働くことになるでしょう。あまり、周りの声に惑わさないように!
4.不安な方、アドバイス致します。
・業種・職種についてどう選べばいいのかわからない。
・行動計画をどう作成すればいいのかわからない。
・面接が上手くいくのか心配で。
など就職活動に不安な方にアドバイス致します。
※就職活動内容や行動計画をメールください。私がチェックし回答します。
いずれのチェックも無料です。
5.アンケートのお願い
就活55「人と企業のマッチング」参加対象者は、就職活動中の方と現3年生です。
アドレス w.watanabe@jcom.zaq.ne.jp
就活55「人と企業のマッチング」
就職活動アドバイザー
渡邊 渡
プロフィール
渡邊 渡(わたなべ わたる)
昭和25年東京生まれ。
昭和48年3月駒澤大学法学部卒業。
同年4月、法令専門出版社に入社し、営業職に従事。
昭和56年8月、ITソフトウエア会社に転職し、
人事採用業務に延べ15年間従事。
平成22年12月定年退職。
現在、就活生向けの学内定期勉強会講師など
就職活動アドバイザーとして活躍。
お問い合わせ
156-0054
東京都世田谷区桜丘3-29-27
携帯電話:090-6119−4530
w.watanabe@jcom.zaq.ne.jp
http://shukatu55.com/